トーキョーブックガール

海外文学・世界文学や洋書レビューを中心に、好きなことをゆるゆると書いているブログです。

2019年出版

2019年 ギラー賞ショートリスト

ギラー賞ロングリストについて書こうと思っていたら、もうショートリスト発表の時期になっていた。 あっという間に10月。 相変わらず毎日があっという間で、積ん読が一向に減らないので今年はあまり本を買っていません。 物欲の秋だというのにお買い物すらあ…

ブログで紹介した洋書の日本語訳 出版情報

ブログで紹介した洋書(ここでは英語とスペイン語)の日本語訳をまとめました。 2018年のものは2018年と2019年のReading Challenge(リーディングチャレンジ)にまとめていたのですが、日本語訳を探してこのブログを訪問してくださる方が増えているようなの…

2019年 ブッカー賞ショートリスト

えっもうそんな時期!? と、驚いてしまう。 今年もあっという間にブッカー賞のショートリストの発表日がやってきた。 ロングリストはこちらから。 www.tokyobookgirl.com ロングリストにノミネートされた13作品のうち、ショートリストに残ったのはこちら。 …

2019年 ブッカー賞ロングリスト

【Update: 2019-09-07】 9月に発表となったショートリストはこちら。 www.tokyobookgirl.com ついにやってきた7月24日。今年のブッカー賞ロングリストが発表された。 https://thebookerprizes.com/booker-prize/news/2019-booker-prize-longlist-announced …

2019年のブッカー国際賞はJokha AlharthiのCelestial Bodies / Best Translated Book AwardのShortlistのこと

*この記事は、「ブッカー国際賞」に関するものです。 2019年の「ブッカー賞」ロングリストは、こちらから。 www.tokyobookgirl.com ブッカー国際賞 イギリスの5月21日に発表となったブッカー国際賞、今年受賞したのはJokha AlharthiによるCelestial Bodiesだ…

On The Come Up / アンジー・トーマス: 『ザ・ヘイト・ユー・ギヴ』作者による待望の第二作目

去年はYAをたくさん読んだけれど、ダントツで面白かったのがアメリカにおける黒人差別とともにゲットーで生まれ育った少女の精神的成長を描いた『ザ・ヘイト・ユー・ギヴ』だった。 ともすれば重くなりがちなトピックスを、90年代のブラックカルチャーやティ…

2019年 ブッカー国際賞ショートリスト

ブッカー国際賞、ショートリストが発表されました。 今年の特徴はなんといっても、6作品中5作品が女性作家によるもので、翻訳者に限って言えば全員が女性なことではないでしょうか。 The New York Timesも、The Guardianもその事実を大きく取り上げている。…

『20世紀ラテンアメリカ短篇選』 野谷文昭 編訳

楽しみに待っていた岩波文庫の『20世紀ラテンアメリカ短篇選』。表紙からしてディエゴ・リベラで、気持ちが高まる。 20世紀ラテンアメリカ短篇選 (岩波文庫 赤 793-1) 作者: 野谷文昭 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2019/03/16 メディア: 文庫 この商品…

Bangkok Wakes to Rain / Pitchaya Sudbanthad: 早くも個人的ベスト・オブ・2019の予感

タイトルと装丁に惹かれて購入(2019年のto be readリストに入れていた作品)。 バンコク、大好きです。遊びに行くのも好きだし、仕事でも何度か行ったけれど同僚もクライアントも素敵な方ばかりだし、ごはんも美味しいし(川魚って苦手なんだけれどタイ料理…

『夢の本』 ホルヘ・ルイス・ボルヘス

[Libro de sueños] ボルヘスの『夢の本』が河出文庫化されたので(単行本は国書刊行会から出ていて、翻訳者は同じく堀内研二さん)、早速購入した。 おそらく日本語で読むのは初めて。 夢の本 (河出文庫) 作者: ホルヘ・ルイス・ボルヘス,堀内研二 出版社/メ…

2019年 ブッカー国際賞ロングリスト

*この記事は、「ブッカー国際賞」に関する記事です。 9月3日に発表された、2019年の「ブッカー賞」ショートリストは、こちらから。 www.tokyobookgirl.com あっという間にこの時期がきてしまった。 2005年に創設され、著者と英語への翻訳者が共同受賞するブ…

『浮世の画家』 カズオ・イシグロ: 現代に警鐘を鳴らすような

[An Artist of the Floating World] ハヤカワepi文庫の『浮世の画家』を購入するのは、なんとこれで三度目。 今年に入ってカバーデザインが変わっていた。前の(表紙に浮世絵が描かれている)デザインはタイトルがタイトルなだけに、浮世絵師の話だと勘違い…

The Spirit of Science Fiction / ロベルト・ボラーニョ: 若き詩人を描いた初期作品

[El espíritu de la ciencia-ficción] 読みたい2019年新刊リストには入れていなかったのだけれど、Kindleで試し読みをしたらめちゃくちゃ面白くて、即購入してしまった一冊。 ボラーニョが1984年に執筆した作品で、スペイン語で出版されたのが2016年、英語訳…

The Unhappiness of Being a Single Man / フランツ・カフカ

いただきものの、こちらの本。Pushkin Collectionから発売予定のカフカの短編集だ(発売日は2019年3月5日)。ドイツ語→英語の新訳。 The Unhappiness of Being a Single Man: Essential Stories (Pushkin Collection) 作者: Franz Kafka,Alexander Starritt …

これ読みたいな 2019年の新刊(海外文学)

みなさま、あけましておめでとうございます! 今年もよろしくお願いいたします。 早速ですが、今年の新刊で読みたいなと考えている作品をピックアップ。個人的なTBR(to be read)リストです。発売日順。 洋書(英語) Unmarriageable / Soniah Kamal Black …