トーキョーブックガール

海外文学・世界文学や洋書レビューを中心に、好きなことをゆるゆると書いているブログです。

ブッカー賞

2019年 ブッカー賞ショートリスト

えっもうそんな時期!? と、驚いてしまう。 今年もあっという間にブッカー賞のショートリストの発表日がやってきた。 ロングリストはこちらから。 www.tokyobookgirl.com ロングリストにノミネートされた13作品のうち、ショートリストに残ったのはこちら。 …

2019年 ブッカー賞ロングリスト

【Update: 2019-09-07】 9月に発表となったショートリストはこちら。 www.tokyobookgirl.com ついにやってきた7月24日。今年のブッカー賞ロングリストが発表された。 https://thebookerprizes.com/booker-prize/news/2019-booker-prize-longlist-announced …

Lincoln in the Bardo / ジョージ・ソーンダーズ

(リンカーンとさまよえる霊魂たち) Lincoln in the Bardo: A Novel 作者: George Saunders 出版社/メーカー: Random House 発売日: 2017/10/16 メディア: ペーパーバック この商品を含むブログを見る この作品が出版された時、空見でタイトルをLincoln in …

Autumn / アリ・スミス: 本が好きな人にはたまらない一冊

(秋) 日本語訳が発売されたばかりの『両方になる』も読みたいけれど、せっかく秋なので、こちらを。昨年のブッカー賞ショート・リストにノミネートされていた作品だ。 アリ・スミスはこの作品を皮切りにWinter、Spring(2019年3月発売予定)と、四季をタイ…

2018年のブッカー賞はアンナ・バーンズのMilkman

イギリスの10月16日に発表になった2018年のマン・ブッカー賞。受賞したのはアンナ・バーンズのMilkmanだった。 北アイルランド出身の作家がブッカー賞を受賞するのは初めてとのこと! ちなみに女性作家が受賞するのは2013年のエレノア・カットン以来5年ぶり…

Warlight / マイケル・オンダーチェ

5月に発売された、オンダーチェの最新作。即購入し読み始めて、そうこうしている間にブッカー賞ロングリストにノミネートされ、残念ながらショートリストには入らず……読了まで長いことかかってしまったWarlight。 2018年のブッカー賞ロング・リスト - トーキ…

Washington Black / Esi Edugyan(エシー・エドゥージャン)

(ワシントン・ブラック) 2018年ブッカー賞のショートリストに残ったWashington Black。一言で言うと、「楽しい時間をありがとう!」と感謝したくなるような一冊だった。 あまりに面白すぎて、数ある積ん読を差し置いてあっというまに読んでしまった。仕事…

2018年のブッカー賞ショートリスト

あっというまに9月20日。 今年のブッカー賞ショートリストの発表の日がやってきました! 7月に発表されたロングリストはこちらの通り。 www.tokyobookgirl.com 今年もFacebookのライブストリームで、ショートリストへ進んだ本が発表に。 www.facebook.com シ…

Milkman / アンナ・バーンズ

今年のブッカー賞ロングリストを見て、一番興味を持ったのがMilkman。 www.tokyobookgirl.com アイルランド人作家アンナ・バーンズによる3作目の長編小説である。なんだかすごく変わった味わいの小説だというのが、読み始めた時の感想。 ちなみに読み始め、…

Sabrina / ニック・ドルナソ

(サブリナ) ブッカー賞ロングリスト入りして、「おっ!」と思ったのはこの作品。 グラフィックノベルがブッカー賞にノミネートされる日が来るなんて、誰が想像しただろうか。 Sabrina 作者: Nick Drnaso 出版社/メーカー: Drawn & Quarterly Pubns 発売日:…

The Water Cure / ソフィー・マッキントッシュ

2018年のブッカー賞ロングリストにはディストピア小説が複数ノミネートされていて、興味を持ったのがこちら。 ジャンルでいうとフェミニスト・ディストピアで、『侍女の物語』やHot Milkのファンには特におすすめという触れ込みだった。 The Water Cure: LON…

2018年のブッカー賞ロングリスト

(アップデート:2018-10-17) www.tokyobookgirl.com www.tokyobookgirl.com 2018年のブッカー賞ロングリストが発表された(7月23日)。 今年は、イギリス人作家5冊、アイルランド人作家3冊、カナダ人作家2冊、アメリカ人作家3冊と結構バランスが取れている…

『わたしたちが孤児だったころ』 カズオ・イシグロ

[When We Were Orphans] 最近『わたしたちが孤児だったころ』を読んだばかりの母と話した。 私が読んだのはかなり前で、上海が舞台の探偵小説風小説ということ以外思い出せず、まるで読んだことのない本のあらすじや感想を聞く気分で聞いていたのだけれど、…

Exit West / モーシン・ハミッド:イスラム文化圏の難民事情・ミーツ・村上春樹なのか

2017年のブッカー賞にノミネートされていた、この小説。 読んでみたいと書いてから半年経ってしまったが、ようやく読んだ。 Penguinのカバーも素敵。オレンジのイスラム建築のドアの向こうに西洋の都市(ロンドン)が見えるというもので、まさにこの物語に登…

『侍女の物語』 マーガレット・アトウッド:結婚して初めて分かったこと

[The Handmaid's Tale] マーガレット・アトウッドの『侍女の物語』を初めて読んだのはまだ10代の頃だった。 その後大学の授業でも読んだし、社会人になってからも読み返した。 繰り返し読んだので思い入れのある作品ではあるが、どこか自分からは遠い架空の…

2017年のブッカー賞ショートリスト

こんにちは。トーキョーブックガールです。 9月17日にマン・ブッカー賞のショートリストが発表されていました。 The Man Booker Prize 2017 | The Man Booker Prizes 今年残った6冊はこちら! 4 3 2 1, ポール・オースター History of Wolves, Emily Fridlun…