2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧
2019年のReading Challengeで「タイムトラベルものを読みたい」と書いたのだけれど、ちょうどぴったりの小説が出版されていた。 ジョイス・キャロル・オーツの新作だ。2018年にはこのHazards of Time Travel(長編)とBeautiful Days(短編集)を出版するな…
楽しみに待っていた岩波文庫の『20世紀ラテンアメリカ短篇選』。表紙からしてディエゴ・リベラで、気持ちが高まる。 20世紀ラテンアメリカ短篇選 (岩波文庫 赤 793-1) 作者: 野谷文昭 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2019/03/16 メディア: 文庫 この商品…
タイトルと装丁に惹かれて購入(2019年のto be readリストに入れていた作品)。 バンコク、大好きです。遊びに行くのも好きだし、仕事でも何度か行ったけれど同僚もクライアントも素敵な方ばかりだし、ごはんも美味しいし(川魚って苦手なんだけれどタイ料理…
[Libro de sueños] ボルヘスの『夢の本』が河出文庫化されたので(単行本は国書刊行会から出ていて、翻訳者は同じく堀内研二さん)、早速購入した。 おそらく日本語で読むのは初めて。 夢の本 (河出文庫) 作者: ホルヘ・ルイス・ボルヘス,堀内研二 出版社/メ…
[מצרפי המקרים] 出張先の本屋さんで見つけて、「おっ!」となった作品。 このタイトルと、著者のユダヤ系の名前を見て思い出したのです。もう10年近く前にイスラエル系の友人(村上春樹好き、初めて読んだ村上作品はNorwegian Wood)からこの本が面白いと聞…
*この記事は、「2019年のブッカー国際賞」に関する記事です。 2020年のブッカー国際賞のショートリストはこちらをどうぞ。 www.tokyobookgirl.com あっという間にこの時期がきてしまった。 2005年に創設され、著者と英語への翻訳者が共同受賞するブッカー国…
[An Artist of the Floating World] ハヤカワepi文庫の『浮世の画家』を購入するのは、なんとこれで三度目。今年に入ってカバーデザインが変わっていた。前の(表紙に浮世絵が描かれている)デザインはタイトルがタイトルなだけに、浮世絵師の話だと勘違いさ…
[El espíritu de la ciencia-ficción] 読みたい2019年新刊リストには入れていなかったのだけれど、Kindleで試し読みをしたらめちゃくちゃ面白くて、即購入してしまった一冊。 ボラーニョが1984年に執筆した作品で、スペイン語で出版されたのが2016年、英語訳…
[A Bit on the Side] ウィリアム・トレヴァーの短編集。 密会 (新潮クレスト・ブックス) 作者: ウィリアムトレヴァー,William Trevor,中野恵津子 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2008/03/01 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 32回 この商品を含むブロ…