トーキョーブックガール

海外文学や洋書レビューを中心に、好きなことをゆるゆると書いているブログです。

スペイン文学

黄色い雨ってどんな雨?: 『黄色い雨』 フリオ・リャマサーレス

[La Lluvia Amarilla] 私の目の前に広がっているのは、死に彩られた荒涼広漠とした風景と血も枯れてしまった人間と木々が立っている果てしない秋、忘却の黄色い雨だけだ。 2017年に河出文庫にて文庫化され、短編も新たに2つ収録しているということで購入&再…

『プラテーロとわたし』 フアン・ラモン・ヒメネス

[Platero y Yo] 今年はあまり新しい本は買わず持っている本を読み返すことにしている。 最近読み返したのは、こちらの一冊。ノーベル文学賞を受賞した詩人、フアン・ラモン・ヒメネスの『プラテーロとわたし』。 プラテーロとわたし (岩波文庫) 作者: J.R.ヒ…

スペインを舞台にした小説 13冊

GWまでもう少し。ニューヨーク編*1に続いて、今日はスペインを舞台にした小説を思いつくまま挙げてみる。 現代スペイン文学はさほど日本語訳されないのが残念。それでも、いい作品はたくさんある。 スペインに行く際はぜひお供に。脳内スペイン旅行にも! 『…

少女が大人になるまで: Nada / Carmen Laforet(カルメン・ラフォレー)

みなさま、こんにちは!トーキョーブックガールです。 南の島から東京に戻ってきました。 東京の方がよっぽど暑いことにびっくりでございます…。 今日は夏になると読み返したくなる小説について、書いてみたいと思う。 Carmen LaforetのNada。 スペイン文学…