3月は国際ブッカー賞のロングリストのみならず、Women's Prize for Fiction(女性小説賞)のロングリストも発表に。ノミネートされたのは16作品。今年は、積んでいた小説が2作品候補入りしていて嬉しくなりました(読んでなくて積んでるだけだけど……)。
- Build Your House Around My Body / Violet Kupersmith
- Careless / Kirsty Capes
- Creatures of Passage / Morowa Yejidé
- Flamingo / Rachel Elliott
- Great Circle / マギー・シップステッド
- Remote Sympathy / キャサリン・チッジィ
- Salt Lick / Lulu Allison
- Sorrow and Bliss / Meg Mason
- The Book of Form and Emptiness / ルース・オゼキ
- The Bread the Devil Knead / Lisa Allen-Agostini
- The Exhibitionist / Charlotte Mendelson
- The Final Revival of Opal & Nev / Dawnie Walton
- The Island of Missing Trees / エリフ・シャファク
- The Paper Palace / Miranda Cowley Heller
- The Sentence / Louise Erdrich
- This One Sky Day / Leone Ross
Build Your House Around My Body / Violet Kupersmith
Careless / Kirsty Capes
こちらは去年の読みたい新刊リストに入れていた作品。あるとき、妊娠したと気づいたBessのcoming-of-ageなお話。去年の暮れ、Kindleで100〜200円くらいになるセールをしていたので、そのときに購入済み。早く読みたいな〜。
Creatures of Passage / Morowa Yejidé
Flamingo / Rachel Elliott
Great Circle / マギー・シップステッド
2021年のブッカー賞ショートリストにもノミネートされていた作品。Maggie Shipsteadはミレニアル世代の作家(1983年生まれ)。
舞台は1914年のモンタナ州。マリアン&ジェイミー・グレーヴス(Marian and Jamie Graves)の幼いきょうだいは転覆した遠洋定期船から救い出される。やがて成長したマリアンは航空機に魅せられるようになり、14歳で学校を中退するとパトロンとなった男性から援助を受けつつ飛行を練習するようになる。だが、その後飛行中に行方不明となる。
その100年後、映画の撮影でマリアンを演じることになったハドリー・バクスター(Hadley Baxter)は、ロマンチックな映画にうってつけの女優という自身のイメージを再構築したいともがいているところだ。ハドリーが想像するマリアン像が実際のマリアンと重なっていき、2つの物語が語られる。
Remote Sympathy / キャサリン・チッジィ
Salt Lick / Lulu Allison
Sorrow and Bliss / Meg Mason
The Book of Form and Emptiness / ルース・オゼキ
ルース・オゼキの邦訳されている作品は次のとおり。
The Bread the Devil Knead / Lisa Allen-Agostini
非常にインパクトのあるタイトル。装丁はジェフリー・フルビマーリのイラストのようにも見えるけれど、違うかな?
The Exhibitionist / Charlotte Mendelson
The Final Revival of Opal & Nev / Dawnie Walton
The Island of Missing Trees / エリフ・シャファク
エリフ・シャファクは、前作『レイラの最後の10分38秒』が2019年のブッカー賞ショートリストにもノミネートされていた。
The Paper Palace / Miranda Cowley Heller
なんだか表紙が『ザリガニの鳴く場所』に似ている。
The Sentence / Louise Erdrich
This One Sky Day / Leone Ross