アメリカの大学の授業で使用される文献 トップ100

『カンディード』の記事で触れた、The Open Syllabus Project。

コロンビア大学が各地の大学で使われている文献をリスト化したもの。

せっかくなので1位〜100位をご紹介。日本語訳があるものは、日本語訳のAmazonリンクを貼っています。

1位〜10位 

1. The Elements of Style, William Strunk Jr.

英語でのライティング指南本。大学に入ると大量のエッセイ（小論文）を書くことになるので、大学1年の最初の頃にこの本は必ず読む。 

The Elements of Style

英語文章ルールブック

 日本語は絶版の様子。概要が書いてあるサイトはいくつかあった。

百年前の英文指南書『The Elements of Style』に学ぶ、効果的な文章の書き方11の法則 | ライフハッカー［日本版］

2. 『国家』 プラトン / Repablic, Plato

国家〈上〉 (岩波文庫)

国家 下 (岩波文庫)

3. 『共和党宣言』 カール・マルクス / The Communist Manifesto, Karl Marx

マルクス・エンゲルス 共産党宣言 (岩波文庫)

4. 『キャンベル生物学』 ニール・キャンベル / Biology, Neil Campbell

キャンベル生物学 原書9版

5. 『フランケンシュタイン』 メアリー・シェリー / Frankenstein, Mary Shelley

フランケンシュタイン (光文社古典新訳文庫)

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6.  Ethics, アリストテレス / Aristotle

Ethics

アリストテレス倫理学入門 (岩波現代文庫)

7. 『リヴァイアサン』 トーマス・ホッブス / Leviathan, Thomas Hobbs

リヴァイアサン１ (光文社古典新訳文庫)

 8. 『君主論』 ニッコロ・マキャヴェッリ / The Prince, Niccolò Machiavelli

君主論 (古典新訳文庫)

9. 『オイディプス王』 ソポクレス / Oedipus, Sophocles

オイディプス王 (古典新訳文庫)

10. 『ハムレット』 ウィリアム・シェイクスピア / Hamlet, William Shakespeare

ハムレット (白水Uブックス (23))

11位〜20位 

11. 『オデュッセイア』 ホメロス / The Odyssey, Homer

ホメロス オデュッセイア〈上〉 (岩波文庫)

12. 『オリエンタリズム』 エドワード・W・サイード  / Orientalism, Edward W. Said

オリエンタリズム〈上〉 (平凡社ライブラリー)

13. 『シカゴ・スタイル 研究論文執筆マニュアル』 ケイト・L・トゥラビアン / A Manual for Writers of Research Papers, Theses, and Dissertations: Chicago Style for Students and Researchers, Kate L. Turabian

こちらも1位と同じくエッセイや論文の書き方指南。

シカゴ・スタイル 研究論文執筆マニュアル

A Manual for Writers of Research Papers, Theses, and Dissertations: Chicago Style for Students and Researchers (Chicago Guides to Writing, Editing, and Publishing)

14. 『イリアス』 ホメロス / The Iliad, Homer

イリアス〈上〉 (岩波文庫)

15. 『闇の奥』 ジョセフ・コンラッド / Heart of Darkness, Joseph Conrad

闇の奥 (岩波文庫 赤 248-1)

16. 『カンタベリー物語』 ジェフリー・チョーサー / Canterbury Tales, Geoffrey Chaucer

完訳 カンタベリー物語〈上〉 (岩波文庫)

 17. 『アンディゴネー』 ソポクレス / Antigone, Sophocles

アンティゴネー (岩波文庫)

18.  "Letter from the Birmingham Jail", Martin Luther King Jr.

マーティン・ルーサー・キング・ジュニアが1963年の投獄時、仲間へ向けて綴った手紙。

I Have a Dream/ Also Letter from Birmingham Jail (Tale Blazers)

19. 『自由論』 ジョン・スチュアート・ミル / On Liberty, John Stuart Mill

自由論 (光文社古典新訳文庫)

20. 『科学革命の構造』 トーマス・クーン / The Structure of Scientific Revolutions, Thomas S. Kuhn

科学革命の構造

21位〜30位 

21. 『失楽園』 ジョン・ミルトン / Paradise Lost, John Milton

失楽園 上 (岩波文庫 赤 206-2)

22. 『功利主義論集』 ジョン・スチュアート・ミル / Utilitarianism, John Stuart Mill

功利主義論集 (近代社会思想コレクション05)

 23. 『文明の衝突』 サミュエル・ハンチントン / The Clash of Civilizations, Samuel P. Huntington

政治学専攻としては何度も読む本です。日本語版も出ていたのですね。

文明の衝突 上 (集英社文庫)

24. 『崩れゆく絆』 チヌア・アチェベ / Things Fall Apart, Chinua Achebe

崩れゆく絆 (光文社古典新訳文庫)

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25. 『ソクラテスの弁明』 プラトン / Apology, Plato

ソクラテスの弁明・クリトン (岩波文庫)

26. 『主体と権力』 ミシェル・フーコー / Power, Michel Foucault

知の教科書 フーコー (講談社選書メチエ)

27. 『種の起源』 チャールズ・ダーウィン / Origin of Species, Charles Darwin

種の起源〈上〉 (光文社古典新訳文庫)

28. 『告白』 アウグスティヌス / Confessions, Saint Augustine of Hippo

告白 上 (岩波文庫 青 805-1)

29. 『政治学』 アリストテレス / The Politics, Aristotle

政治学 (岩波文庫 青 604-5)

30. 『英語論文の書き方』 ケイト・L・トゥラビアン / A Manual for Writers of Dissertations, Kate Turabian 

こちらは13位と同じ気がします。

英語論文の書き方

A Manual for Writers of Term Papers, Theses, and Dissertations

31位〜40位 

31. 『ウォールデン　森の生活』 ヘンリー・D・ソロー / Walden, Henry David Thoreau

ウォールデン 森の生活 上 (小学館文庫)

32. 『アメリカのデモクラシー』 トクヴィル / Democracy in America, Alexis de Tocqueville

アメリカのデモクラシー (第1巻上) (岩波文庫)

33. 『C言語プログラミング』 ハーベイ・M・ダイテル / C: How to Program, Harvey Deitel

C言語プログラミング (Computer Science Textbook)

34. 『MLA英語論文の手引』 ジョゼフ・ジバルディ / MLA Handbook for Writers of Research Papers, Joseph Gibaldi

MLA英語論文の手引

35. A Pocket Style Manual, Diana Hacker

こちらも論文の書き方。

A Pocket Style Manual, with 2016 MLA Update

36. 『グレート・ギャツビー』 スコット・フィッツジェラルド / The Great Gatsby, F. Scott Fitzgerald

なんと、記念すべきアメリカ文学1冊目。こんなところでフィッツジェラルドの名前にお目にかかるのは嬉しいですね。

グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー)

37. 『国富論』 アダミ・スミス / Wealth of Nations, Adam Smith

国富論 (1) (中公文庫)

38.  『プロタゴラス〜あるソフィストとの対話〜』 プラトン / Dialogues, Plato

プロタゴラス?あるソフィストとの対話? (光文社古典新訳文庫)

39. 『二コマコス倫理学』 アリストテレス / Nicomachean Ethics, Aristotle

ニコマコス倫理学〈上〉 (岩波文庫)

40. 『性の歴史』 ミシェル・フーコー / The History of Sexuality, Michel Foucault

知への意志 (性の歴史)

41位〜50位 

41. 『フランクリン自伝』 ベンジャミン・フランクリン / Autobiography, Benjamin Franklin

フランクリン自伝 (岩波文庫)

42. 『詩学』 アリストテレス / The Poetics, Aristotle

アリストテレース詩学／ホラーティウス詩論　（岩波文庫）

43. 『ビラヴド』 トニ・モリスン / Beloved, Toni Morrison

アメリカ文学2冊目。

ビラヴド―トニ・モリスン・セレクション (ハヤカワepi文庫)

44. 『資本論』 カール・マルクス / Capital, Karl Marx

資本論 (1) (国民文庫 (25))

45. 『テンペスト』 ウィリアム・シェイクスピア / The Tempest, William Shakespeare

当ブログの感想はこちらに。

www.tokyobookgirl.com

テンペスト (白水Uブックス (36))

46. Methods in Behavioral Research, Paul C. Cozby

Methods in Behavioral Research

47. Huckleberry Finn, Mark Twain

アメリカ文学3冊目。97位『ハックルベリー・フィンの冒険』の一部でしょうか。

Huckleberry Finn (Dover Children's Thrift Classics)

48.『社会契約論』 ジャン・ジャック・ルソー / Social Contract, Jean-Jacques Rousseau 

社会契約論 (岩波文庫)

49. The Bedford Handbook, Diana Hacker

The Bedford Handbook

50.『黄色い壁紙』シャーロット・パーキンス・ギルマン / The Yellow Wall-Paper, Charlotte Perkins Gilman

アメリカ文学4冊目。アマゾンで日本語訳は見つけられず。

The Yellow Wall-Paper, Herland, and Selected Writings (Penguin Classics)

51位〜60位 

51.『ユートピア』 トマス・モア / Utopia, Thomas More

ユートピア (岩波文庫 赤202-1)

52.『アエネーイス』 ウェルギリウス / The Aeneid, Virgil

アエネーイス

53.『ある奴隷少女に起こった出来事』 ハリエット・アン・ジェイコブス / Incidents in the Life of a Slave Girl, Harriet Jacobs

美しい黒人少女に起こった出来事を綴る、自伝。

ある奴隷少女に起こった出来事 (新潮文庫)

54.『コモンズの悲劇』 ギャレット・ハーディン / The Tragedy of the Commons, Garret Hardin

生物学の論文。

55.『目覚め』 ケイト・ショパン / The Awakening, Kate Chopin

アメリカ文学5冊目。

目覚め

56.『アメリカ独立宣言』 トマス・ジェファーソン / The Declaration of Independence, Thomas Jefferson

アメリカ独立宣言

57. 『カンディード』 ヴォルテール / Candide, Voltaire

先日書いた感想です。 

www.tokyobookgirl.com

カンディード (光文社古典新訳文庫)

58.『戦史（ペロポネソス戦争の歴史）』 トゥキュディデス / The Peloponnesian War, Thucydides

戦史 (中公クラシックス)

59. 『アメリカのデモクラシー』 トクヴィル / Democracy in America, Alexis de Tocqueville

32位と同様。

アメリカのデモクラシー (第1巻上) (岩波文庫)

60.『正義論』 ジョン・ロールズ / A Theory of Justice, John Rawls

正義論

61位〜70位 

61.『ヘンリー5世』 ウィリアム・シェイクスピア / Henry V, William Shakespeare

ヘンリー五世 (白水Uブックス (19))

62.『オイディプス王』 ソポクレス / Oedipus the King, Sophocles

9位と同じ。

オイディプス王 (古典新訳文庫)

63.『実存主義とは何か』 ジャン=ポール・サルトル / Existentialism, Jean Paul Sartre

実存主義とは何か

64. Project Evaluation, Jean M. Due / African Studies Review

下記で確認可能。アフリカ学の論文。

https://www.cambridge.org/core/journals/african-studies-review/article/project-evaluation-economic-analysis-of-agricultural-projects-gittingerj-price-economic-development-institute-international-bank-for-reconstruction-and-development-baltimore-john-hopkins-university-press-1972-221-pp-300-paper/642F5EE4BDEA316C557C6B9088BDBC53#fndtn-information

65.『変身物語』オウィディウス / Metamorphoses, Ovid

オウィディウス 変身物語〈上〉 (岩波文庫)

66.『イメージ 資格とメディア』 ジョン・バージャー / Ways of Seeing, John Berger

イメージ―視覚とメディア (ちくま学芸文庫)

67.『見えない人間』 ラルフ・エリソン / Invisible Man, Ralph Ellison

アメリカ文学6冊目。

見えない人間 (1)

68.『省察』 デカルト / Meditations on First Philosophy, René Descartes

省察 (ちくま学芸文庫)

69. The White House, Barbara Bush / History News

70.『高慢と偏見』 ジェーン・オースティン / Pride and Prejudice, Jane Austen 

www.tokyobookgirl.com

高慢と偏見〈上〉 (岩波文庫)

71位〜80位 

71.『彼らの目は神を見ていた』 ゾラ・ニールハーストン / Their Eyes Were Watching God, Zora Neale Hurston

アメリカ文学7冊目。

彼らの目は神を見ていた (ハーストン作品集)

72.『メディア』 エウリピデス / Medea, Euripides

メディア

73. 『人体の構造と機能』 エレイン・N・マリーブ / Human Anatomy & Physiology, Elain N. Marieb

人体の構造と機能

74.『クリトン』 プラトン / Crito, Plato

ソクラテスの弁明 クリトン (岩波文庫)

75.『マクベス』 ウィリアム・シェイクスピア / Macbeth, William Shakespeare

マクベス (白水Uブックス (29))

76.『すばらしい新世界』 オルダス・ハクスリー / Brave New World, Aldous Haxley

すばらしい新世界 (光文社古典新訳文庫)

77.『オセロー』 ウィリアム・シェイクスピア / Othello, William Shakespeare

オセロー (白水Uブックス (27))

78.『物理学の基礎』 D. ハリディ / Physics, David Halliday

物理学の基礎〈1〉力学

79.『コモン・センス』 トマス・ペイン / Common Sense, Thomas Paine

コモン・センス 完全版

80.『論語』 孔子 / The Analects, Confucius

論語 (岩波文庫 青202-1)

81位〜90位 

81. 『物理学の基礎』 J・ウォーカー / Physics, James S. Walker

78位と同じ。

物理学の基礎〈1〉力学

82.『アルフレッド・プルーフロックの恋歌』 T・S・エリオット/ The Love Song of J. Alfred Prufrock, T. S. Elliot

こちらで読めます。

The Love Song of J. Alfred Prufrock by T. S. Eliot | Poetry Magazine

エリオット全集 1

83.『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』 マックス・ウェーバー / The Protestant Ethic and the Spirit of Capitalism, Max Weber

プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神 (岩波文庫)

84.『スチュアート微分積分学: 微積分の基礎』 ジェームズ・スチュアート / Calculus: Early Transcendentals, James Stewart

スチュワート微分積分学I(原著第8版): 微積分の基礎

85.『人体の構造と機能』 エレイン・N・マリーブ / Human Anatomy & Physiology, Elain N. Marieb

73位と同じ。

人体の構造と機能

86.『クルーグマン ミクロ経済学/マクロ経済学』 ポール・クルーグマン / Economics, Paul R. Krugman

クルーグマン ミクロ経済学

クルーグマンマクロ経済学

87. 『ダロウェイ夫人』 ヴァージニア・ウルフ / Mrs. Dalloway, Virginia Woolf

ダロウェイ夫人 (光文社古典新訳文庫)

88.『コンピュータネットワーク』 アンドリュー・S・タネンバウム / Computer Networks, Andrew S. Tanenbaum

コンピュータネットワーク 第5版

89.『方法序説』 デカルト / Discourse on Method, René Descartes

方法序説 (岩波文庫)

90.『社会学的想像力』 C・ライト・ミルズ / The Sociological Imagination, C. Wright Mills

社会学的想像力 (ちくま学芸文庫)

91位〜100位 

91.『変身』 フランツ・カフカ / Metamorphoses, Franz Kafka

変身 (新潮文庫)

92.『統治二論』 ジョン・ロック / Second Treatise of Government, John Locke

完訳 統治二論 (岩波文庫)

93.『コトラー＆ケラーのマーケティング・マネジメント』 フィリップ・コトラー、ケビン・レーン・ケラー / Marketing Management, Philip Kotler, Kevin Lane Keller

コトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント 第12版

94.『道徳形而上学の基礎づけ』 イマヌエル・カント / Metaphysics of Morals, Immanuel Kant

道徳形而上学の基礎づけ (光文社古典新訳文庫)

95. Doing Your Research Proejct: A Guide for First-Time Researchers, Judith Bell

リサーチプロジェクトの進め方。

Doing Your Research Project: A Guide for First-time Researchers (UK Higher Education OUP Humanities & Social Sciences Study S)

96.『沈黙の春』 レイチェル・カーソン / Silent Spring, Rachel Carson

沈黙の春 (新潮文庫)

97.『ハックルベルー・フィンの冒険』 マーク・トウェイン / Adventures of Huckleberry Finn, Mark Twain 

ハックルベリイ・フィンの冒険 (新潮文庫)

98. 『緋文字』 ナサニエル・ホーソーン / Scarlet Letter, Nathaniel Hawthorne

アメリカ文学8冊目。

緋文字 (新潮文庫)

99. 『被抑圧者のための教育学』 パウロ・フレイレ / Pedagogy of the Oppressed, 

Paulo Freire

被抑圧者の教育学―新訳

100. 『リア王』 ウィリアム・シェイクスピア / King Lear, William Shakespeare

リア王 (白水Uブックス (28))

所感

やっぱりギリシャとシェイクスピアは強い。

現代文学の基礎にもなっているし、ホメロス、ソポクレスやシェイクスピアを知っていないと文学（や歴史、語学、哲学）の授業は進められないだろう。

大学教授のように小説を読む方法

大量に本を読むのは主に文系なので、どうしても歴史・哲学・文学がリストに名をつらねるようになる。

アメリカ文学は100冊中8冊。トニ・モリスンの著作は特にAfrican Studies, African-American Studies, Women Studiesと様々な学部の生徒に読まれていることが想像される。

ちなみに、Quartzに『アメリカのトップ大学の生徒が授業で読む本』という記事が出ていた。こちらはアイビーリーグでは何が読まれているかという簡易版リスト。

The Open Syllabusとは多少異なるのでこちらも必見です。

MITでは9位に Japanese, the Spoken Language Part1 という日本語の教科書がランクインしている。日本語を学んでいるアジア系留学生が多いのかもしれない。

qz.com

政治学（国際関係学）専攻が読む本

そして参考までに……政治学専攻（専門は国際関係学、副専攻はスペイン＆ラテンアメリカ文学）の私が授業で読んだ本は、上記100冊の中で覚えている限りではこちら。

The Elements of Style（Strunk Jr.）

国家（プラトン）

共和党宣言（マルクス）

リヴァイアサン（ホッブス）

君主論（マキャヴェッリ）

自由論（ミル）

文明の衝突（ハンチントン）

政治学（アリストテレス）

国富論（スミス）

資本論（マルクス）

カンディード（ヴォルテール）

社会契約論（ルソー）

論語（孔子）

プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神（ウェーバー）

その他にはForeign AffairsとThe Economistは必ず毎号、フランシス・フクヤマ(Francis Fukuyama)、ジョセフ・ナイ(Joseph Nye Jr.)の著書もほとんどすべて。

www.economist.com

あとはThe World Is Flat や Freakonomicsは発売と同時にクラス全員読んでいた気がします。

フラット化する世界 [増補改訂版] (上)

フラット化する世界 [増補改訂版] (下)

ヤバい経済学 [増補改訂版]

作中に出てくる企業(IT)の名前をなんとなく覚えていて結局そこに就職したので、あながち「専攻と全く関係のない仕事をしている」わけではない。かもしれない。

他の国の大学には行ったことがないので、たとえば日本やフランスで政治学を専攻したらどういう本を読むのかとても興味がある。だいたい同じなのだろうか、全く違うのだろうか？

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