[Tender is the Night]
大好きな表紙デザイン。今回はF・スコット・フィッツジェラルドの『夜はやさし』のデザインを集めてみました。
『グレート・ギャツビー』とはまた違った、人生の挫折を味わい苦しみを体験したフィッツジェラルドが書く人物はどれも優しい目で見守られているかのようで、魅力的です。
1. アメリカ
これは初版でしょうか?お気に入りです! 淡い黄色や、リヴィエラの風景がなんとも言えない。小説に素晴らしくマッチしていると思います。個人的に、何分でも眺めていたいような表紙です。
2. イギリス
Penguin Booksはとにかくおしゃれ。
3. アメリカ
こちらも水着です。女性の髪が短いのが1920s風というかフラッパー風というか。
4. スペイン
同じく浜辺。フランスを意識している感じですね。
5. フランス
どうしちゃったんだこれ笑。イラスト描いた方は『夜はやさし』をちゃんと読んだのか?と勘ぐってしまうような……なんだか中身とそぐわない表紙。
6. フランス
こちらは少々clicheですが、1920年代浜辺の風景。
7. 中国
中国のものはいくつか見つけたのですが、どれも月や星がデザインされていて素敵でした。『夜色温柔』となるんですね……やさしいイメージ。
8. 日本
最後に日本のもの。ちょっと不穏な雰囲気ですね。日本版は分厚いので、こういうどっしりした色が合うとも思います。