トーキョーブックガール

世界文学・翻訳文学(海外文学)や洋書レビューを中心に、好きなことをゆるゆると書いているブログです。

海外文学 まとめ

Book Haul: 4月に電子書籍のセールで購入した10冊(世界文学)

緊急事態宣言が延長され、外出自粛体制が続く今日この頃、みなさまは毎日どうお過ごしでしょうか。我が家のquarantine lifeはしばらく続く予定だけれど、ようやく明るく暖かくなってきたことがせめてもの救い。気分が滅入る時は太陽を浴びて、ビタミンDを摂…

ブログで紹介した洋書の日本語訳 出版情報

ブログで紹介した洋書(ここでは英語とスペイン語)の日本語訳をまとめました。 2018年のものは2018年と2019年のReading Challenge(リーディングチャレンジ)にまとめていたのですが、日本語訳を探してこのブログを訪問してくださる方が増えているようなの…

表紙がネコ科大型動物の小説にハズレはない説(海外文学 15冊)

本をジャケ買いしてしまいがちだという皆様、ツボはなんですか? 私は表紙にトラやヒョウといったネコ科の大きな動物が描いてある本が好きで、見かけたらついついコレクションに加えてしまうという癖がある。一生のほとんどを犬と暮らしているし、どちらかと…

「燃える」海外文学 13冊

本棚をぼんやり見つめていて思った。「火」や「燃える」という言葉がタイトルになっている本のなんと多いことか。私はかなりの断捨離アンで(座右の銘は真風涼帆さんと同じく「部屋の乱れは心の乱れ」、こんまりさんも大好きです!)、読み終えた本は基本的…

宝塚の原作を読んだログ 海外文学編

(Last Updated: 2020-02-11) 個人的な備忘録として、宝塚歌劇の原作となった海外文学の読書歴・感想をまとめてみた。 随時更新予定。 []内は宝塚で上演した際のタイトル、上演した組、最新の上演年。 ちなみに、これから読む予定なのはもちろん!! シラー…

犬好きのための海外文学 24冊

犬の数だけ文学が生まれる。 とはいえ、猫に比べると主役扱いされていることは少ない気がするのはどうしてだろう。犬好きの作家より猫好きの作家の方が多い気がするのはなぜだろう。 犬好きさんのために、「犬が登場する海外文学」をまとめてみた。 *あくま…

『失われた時を求めて』 やる気の出る併読本

[À la recherche du temps perdu] 「ソドムとゴモラ」を読み終えたばかりの私のつぶやきです。 未だ終わらない『失われた時を求めて』読書体験 やる気の出る併読本 『プルーストと過ごす夏』 『プルーストを読むー『失われた時を求めて』の世界』 『ナボコフ…

夏に何を読む? 2018年サマー・リーディング・リスト色々

Twitterを眺めていると、そろそろ各誌や著名人の2018年Beach Readsやサマー・リーディング・リストが出揃いつつあるようなので、まとめてみた。 皆様、夏休みの計画はもう立てていますか? 旅行に行く方も、おうちで過ごす方も、リラックス時間のお供にどう…

雨の日に読みたい海外文学 12冊

先日、しとしとと一日中雨が降る日に『情事の終り』を再読した。 ロンドンを舞台にしたこの物語、最初の場面は主人公モーリスがかつての不倫相手の夫と偶然出会うところから始まる。 その夜は激しい雨が降っている。心の芯まで冷え込んでしまうような雨だ。…

Penguin Booksの新しいシリーズPenguin Modernが可愛い

先日久しぶりに神保町パトロールをして、仕上げの三省堂で見つけたPenguin Booksの新シリーズ(2018年発売)。 文庫サイズの可愛いPenguin Modernです。薄い青緑のカバーも美しくて思わずジャケ買い。シールもしくはブックマークのおまけつき。 三省堂には10…

タヒチを舞台にした小説 7冊

タヒチ、本当にいいところだった。ボラボラも、モーレアも、タヒチ島も。 フランス領ということもあり食事も美味しかった。 浜辺で食べたポワソン・クリュ(poisson cru / 生のマグロと野菜をココナッツミルクで和え、ライムを大量に絞ったもの)も美味しか…

エマ・ワトソンのブッククラブ「お題本」リスト【最終更新 2020-02-06】

何度か書いた、エマ・ワトソン主催のフェミニストブッククラブ"Our Shared Shelf*1"。Goodreads上のバーチャルブッククラブで、誰でも参加可能である。 お題本は現在は2ヶ月に1冊発表されており、全て「女性」や「平等」をテーマにした面白いものばかりなの…

南仏を舞台にした小説 5冊

海はどこまでも碧く、太陽が眩しくて、淡い色の花が咲いていて……。 空気まで甘く感じるような南仏を舞台にした小説をリストにしてみた。 『夜はやさし』スコット・フィッツジェラルド 『悲しみよこんにちは』フランソワーズ・サガン 『海を見たことがなかっ…

無料で読める! Amazon Prime Reading(Kindle)のおすすめ海外文学&洋書

Amazon プライム会員の方、今はとても多いと思うのだけれど、2017年10月からPrime Readingなるサービスが始まった。 これは「追加料金なしで、約900冊の書籍や漫画・雑誌が読み放題」というもの。 Amazonとしては非常に母数の多いプライム会員の中からKindle…

3月時点でのBest Books 2018(Esquire: "The Best Books of 2018 (So Far)")

昨年、6月の時点で2017年のBest Booksリストを発表していたせっかちさんのEsquire。 (去年の記事はこちらから) www.tokyobookgirl.com 今年もやるのかな〜と思っていたら、もう既に2018年の"The Best Books of 2018 So Far"が発表されていた(3月2日時点)…

旅行したくなる海外文学 15冊

旅をテーマにした小説はいくつもあるが、海外文学で特に印象に残ったものをリストにしてみる。 春になると、きたるGWや夏休みのことを考えてうきうきしてしまうあなたの旅行する際のインスピレーション源として。 今年は旅行する時間が取れそうにないという…

スペインを舞台にした小説 17冊

GWまでもう少し。ニューヨーク編*1に続いて、今日はスペインを舞台にした小説を思いつくままあげてみる。 現代スペイン文学はさほど日本語に翻訳されないのが残念。それでも、いい作品はたくさんある。 スペインに行く際はぜひお供に。脳内スペイン旅行にも…

『不滅の棘』と、永遠の命を描いた海外文学

[Vec Makropulos] すごく今更だが、今年の宝塚初めは『不滅の棘』だった。 愛ちゃん(愛月ひかるさん)ポスターが素敵すぎて。 綺麗! 綺麗! 指の先までとにかく綺麗!(そして白いファーが似合う) kageki.hankyu.co.jp 春野寿美礼さんが主演をされた初演…

ニューヨークを舞台にした小説 14冊

休日や出張で旅行するときは、旅行先の街、あるいは国を舞台にした小説を読むことにしている。 多分同じことをしている読書好きさんは沢山いると思うし、その内容を知りたいなとよく思う。というわけで、リストを作ってみた。 まずはニューヨーク。まごうこ…

春に読む海外文学 16冊

春にこそ読みたい小説(海外文学)のリストを作ってみた。 暖かくなってきたので、日向ぼっこをしながら桜を待つ間にでもいかがでしょうか。 タイトルに「春」を含むものから。 1. 『春にして君を離れ』 アガサ・クリスティーがメアリ・ウェストマコット名義…

冬に読む海外文学 18冊

「夏」と「秋」のリストを作ったのに、「冬」は駆け足で過ぎ去ってしまい……。 今更だが、長く暗い冬に読むのにうってつけの海外文学をリストにしてみた。 『貧しき人びと』ドストエフスキー 『ドクトル・ジヴァゴ』ボリース・パステルナーク 『冬の夜ひとり…

アメリカの大学の授業で使用される文献 トップ100

『カンディード』の記事で触れた、The Open Syllabus Project。 コロンビア大学が各地の大学で使われている文献をリスト化したもの。 せっかくなので1位〜100位をご紹介。日本語訳があるものは、日本語訳のAmazonリンクを貼っています。 1位〜10位 11位〜20…

秋に読む海外文学 19冊

こんにちは、トーキョーブックガールです。 だんだんと涼しくなり、秋の気配を感じますね。 読書の秋ということで、秋の夜長に読みたい海外文学をリストアップしてみました。 まずは「秋」をタイトルに掲げた小説たち。 『族長の秋』ガブリエル・ガルシア=…

宝塚で舞台化してほしい作品 海外文学編

宝塚では、『風と共に去りぬ』、『スカーレット・ピンパーネル』はもちろん、『かもめ』、『パルムの僧院』、『赤と黒』、『アンナ・カレーニナ』、『二都物語』など、かなり多くの海外文学作品が上演されています。 ですが、海外文学の虫としては、「これも…

夏に読む海外文学 22冊

夏にこそ読みたい小説(海外文学)をリストにしてみました。 中身はもちろん、題名も夏にまつわるものを選んだので、夏休みのお供にぜひ。 『観光』ラッタウット・ラープチャルーンサップ 『これもまた、過ぎゆく』ミレーナ・ブスケツ 『美しい夏』パヴェー…

2017年上半期のBest Books(Esquire: "The Best Books of 2017 (So Far)")

Esquireの記事"The Best Books of 2017 (So Far)"が面白かったです。 まだ7月(記事が出た時点では6月)なのに「2017年のベスト本」って言っちゃうなんて、なんて気が早いんだ……。 Esquireは毎年20-25冊を、今年出版されたベスト本と題打って紹介しているよ…

読んでいないのに、読んだと嘘をついてしまった本(Esquire: "These Are the Books We're Most Likely to Have Lied About Reading")

これまた本に関する記事の紹介だが、今日は Esquireから。 爆笑してしまった。「読んでいないのに読んだと嘘をついてしまった小説」とは? というもの。 www.esquiremag.ph ジョイスの『ユリシーズ』だとか、トルストイの『戦争と平和』を読んでいないのに読…

作家が夏休みに読みたい本(The Guardian: "Best holiday reads 2017, picked by writers- part one")

ガーディアンで面白い記事を見つけたのでご紹介します。 2017年の夏休み、何を読みたい(読んだ)? というお題です。 www.theguardian.com 作家の読む本…いいですね!一部ご紹介します。 *作家の名前および本のタイトルは日本語訳されているものは日本語訳…